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まっちゃ! [おちゃ]

今日のテーマは抹茶。

思えばハーブティコレクションの瓶詰め作業後、
余った瓶に緑茶を詰めてしまったあたりが間違いの始まりだった。

いつものように、緑茶を粉砕して湯飲みで啜りつつしていたあるとき、
かびた脳みそがある疑問をはじき出してしまった。

『この緑茶、抹茶にならねぇか?』

結論、なるわけがない。


抹茶の知識がある方なら、いかに荒唐無稽か理解できると思う。
コレが1ヶ月前の己のことと思うと、無知とは恐ろしいものだ

こんなかびた発想が引き金となり、
あれよあれよという間に茶道具を揃え、
自分で点てた点前を啜り、ブログに興じる有様。
好きこそ物の上手なれというが、趣味とは恐ろしいものだ
…閑話休題。

さて抹茶である。
製法が違うので、煎茶として作られてしまったものは抹茶にはならない。
石臼なりで挽けば似たようなものにはなるが、それを抹茶とは言わない。

まず最初でここに躓いた。
ミキサーで木端微塵の煎茶を抹茶に見立てたのである。
…口の中いっぱいにこびりつく煎茶のカス。
こんなモンが詫び寂びなどと宣った日には、
太閤秀吉でなくても切腹させたくなるというもの。
当然、宗易禅人そんなことは微塵も言っていない。
無知とは恐ろしいものだ
結局、抹茶は買ってくることにした。

さて、抹茶が手に入ればこっちのもの、後はお湯ぶっかければ…
風情もへったくれも無いが、コレもNGであった。
粉末状の抹茶のカタマリをまともに吸い込んでしまった。
その後知ったのだが、どうも抹茶は熱湯に溶けにくいようである。

普段コーヒーだ、ホットチョコだ、ハーブティだとやっているが、
基本は少量の熱湯で煎じて溶かし、水なりお湯なりで濃度を調整する。
抹茶は逆。先んじて少量の冷水で「練る」のだそうだ。


【茶道具 茶筅】 数穂


当然マドラーでは役不足、茶筅を手配することとなった。
なお、小さい泡立て器でも代用可。
しかし日本人たるもの、
形から入るのは大事である。

…かくして現在、旨い抹茶を啜りつつ、
こうしてネタとなりましたとさめでたしめでたし。

なお、きめの細かい泡を立てるのが良いとのことであるが、
きめはおろか、まともな泡すら立たない。
何か間違っているのだろうか?
とりあえず裏千家の門人にはなれそうもない。

したらな (´・ω・`)ノシ
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